自習室で電卓やパソコンを利用したいというニーズはわりとあります。しかしながら自習室ではパソコンや電卓の使用が禁止されている事が多く電卓を使用する人は自習室さがしに苦労しているという噂もあります。
目次
パソコンや電卓を使用する上での問題点
自習室の運用方針によってパソコンや電卓の使用可否は異なります。多くの自習室がパソコンや電卓の使用を禁止しています。
パソコンや電卓の使用が可であってもエリアを分けてサイレントタイプの機器の使用を要求されます。
使用のニーズが一定あるパソコンや電卓の使用が制限されるかというとそれは「音」の問題があるからです。
静かな自習室でマウスを「カチカチ」やるとかなり響きます。キーボードを使って文字を入力するとさらに音が大きくなりうるさくなります。
神経質な人であればすぐに「うるさい」と苦情が出るでしょう。また、苦情を言わなくてもうるさくて集中出来ないのであれば辞めて行くでしょう。
電卓が禁止の理由もパソコンと同じ理由からです。電卓の音はパソコンよりさらにうるさい事もあるでしょう。
消音機器を使って「使用可」とする方法がありますが、人により音が大きくなる事もあるので「禁止」としている自習室が多いのです。
自習室で電卓が必要な理由
自習室で電卓を使用するのはどのような場合かを書いていきます。
大学受験では電卓を使うという事はほぼありません。
電卓を使用するのは資格取得の社会人です。
どのような資格で電卓を使用するかというと
電卓が必要な資格
- 公認会計士
- 税理士
というのが、最も多いです。
これ以外には
- ファイナンシャルプランナー
- 電卓検定
という資格もあります。
資格の試験の際に電卓が必要となるので勉強する段階から電卓を使用するのです。
サイレント電卓というものがありますが、完全に音がなくなるものではなく音が3分の1ぐらいになる感じです。
これでOKという人もいれば、これでも気になるという人もいます。
キーボードを叩く強さも人によって異なります。
自習室でパソコンが必要な理由
続いて自習室でパソコンを使うのはどのような場合かを書いていきます。
自習室でパソコンを使う理由は、「仕事」というのが最も多い理由です。
仕事といっても副業という事もあるでしょう。なかなか給料が上がらないので副業をやっている人は多いので。
自宅に帰ってからだと集中して作業が出来ないので自習室でやっていこうというところでしょう。
これ以外の利用用途としてあるのが以下です。
- レポート作成
- プログラミング学習
どの用途にしてもかなりの頻度でキーボードを入力する事が予想出来る内容です。
そうするとかなりうるさくなります。
パソコンや電卓の音を遮断する事はできないのか?
電卓やパソコンの使用を禁止するという事は、自習室から見るとお客さんを逃しているので対策をして受け入れをしたいと考えているはずです。
どのような方法でパソコンや電卓の音を遮断するかを考えてみます。
(1)エリアを分ける
音源から距離を取れば電卓やパソコンのキー音は聞こえにくくなるというアイデアです。
広い自習室なら少しは効果があるかもしれませんが、狭い自習室なら全く効果はないでしょう。
(2)消音機器を使用する
電卓もサイレントタイプがあり、マウスもサイレントタイプがあります。キーボードも同じです。
音は小さくなりますが、完全になくなるわけではありません。
(3)防音工事をする
座席の周りを防音工事するというアイデアがあります。確かに防音工事をして音が外に漏れない用にすればパソコンや電卓を使えそうです。
しかし、これも問題があります。防音工事にはお金が掛かるという事です。既製品の防音ルームでも数十万ぐらいは必要なので金額的に難しいでしょう。
(4)2部屋を借りる
これならパソコンや電卓が使えう事が出来るでしょう。ただし、都合のいいテナントがあるかはわかりません。
また、パソコンや電卓用に1部屋借りるなら
以上から通常の自習室でパソコンや電卓を使用するのはかなり難しいでしょう。
パソコンや電卓を使用するなら通常の自習室ではなく専門的な施設を探すしかないでしょう。
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